ロジェ・デュブイ<ROGER DUBUIS>の歴史

ロジェ・デュブイ<ROGER DUBUIS>の歴史
    限定と高い完成度が放つロジェ・デュブイ
    ロジェ・デュブイの名が時計史上に登場して間もなく10年を迎える。1995年8月、現社長のカルロス・ディアス氏と時計職人ロジェ・デュブイ氏のふたりがジュネーブに「マニュフ ァクチュール・ロジェ・デュブ イSA」を創設した。

    ジュネーブの高級時計メーカーをめざした彼らの発展は目覚しい。それには複数の理由が挙げられる。 機械式ムーブメントに施されるジュネーブ・シールの基準に則った仕上げ、一部に付属するブザンソン天文台の精度証明、1モデル28個の限定性、そして独特の意匠。最初から明確な方向性が定められ、ムーブメントも次第に自社開発、製造へと移行した。

    2002年には200人が働く社屋がジュネーブに完成し、自社製造体制が整えられたが、今年はさらに規模を拡大した工場がオープンする予定だ。現在、9ラインが展開されている。最新モデルは防水300mの「シーモア」で2004年に登場したスポーツ・ラインに属する。正十字を象った「フォローミー」ではクォーツが、またスポーツ・ラインでは素材にステンレススチール、ゴールドとステンレススチールのコンビネ ーションが加わり、裾野を広げている。しかし限定性は変わらずクォーツとSSが888個、コンビが280個となっている。
ロジェ・デュブイ<ROGER DUBUIS>